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第88回選抜高等学校野球大会(2016年)

第6日第2試合(2回戦)智弁学園 (奈良) × 鹿児島実 (鹿児島)

1時間40分
この試合から早くも2回戦。ベスト8を目指して古豪同士の対戦となった。先制は鹿実。1回表、板越のタイムリーで、智弁の村上に甲子園初失点を記録させた。その後は村上が立ち直り、鹿実の下手投げ投手・谷村の前に、智弁打線は全くタイミングが合わない。ひょっとして”スミ1?”の展開から、7回裏に大きく動いた。エラーのランナーを岡澤のタイムリーで追いつき、またもエラーで逆転。直後、4番・福元の2ランホームランで智弁の勝利を決めた。智弁はエースの1失点完投、4番のホームランと、中心選手の活躍で、39年ぶりのベスト8。見事だった。
第1日第1試合(1回戦)福井工大福井 (福井) × 智弁学園 (奈良)
第1日第1試合(1回戦)福井工大福井 (福井) × 智弁学園 (奈良)
1時間56分
智弁学園が好機を得点に結びつけた。1回1死1、2塁、4番・福元の適時二塁打で2点を先制し、4回は先頭の5番・高橋から3連打で追加点を挙げた。エース村上は10安打を浴びながらも完封。福井工大福井は、6回まで毎回安打で得点圏に走者を進めながら11残塁。4番・北村を軸とした打線がつながらなかった。
第1日第2試合(1回戦)常総学院 (茨城) × 鹿児島実 (鹿児島)
第1日第2試合(1回戦)常総学院 (茨城) × 鹿児島実 (鹿児島)
2時間14分
常総の大黒柱、左腕エース鈴木vs鹿実の強打線が注目されたこの試合。初回2点を先制された鹿実は4回、井戸田(貴)、追立の連続タイムリーで同点とし、5回に主砲・綿屋のタイムリーで試合をひっくり返した。更に続く6回には、追立が鈴木のスライダーを左中間最深部に大会第1号を放ち4−2。9回にも2人目樫村から2点を奪い、11安打6点。評判通りの強打を見せつけた。守っても丸山―谷村の継投がピタッとはまった会心の試合だった。
第1日第3試合(1回戦)桐生第一 (群馬) × 滋賀学園 (滋賀)
第1日第3試合(1回戦)桐生第一 (群馬) × 滋賀学園 (滋賀)
1時間58分
滋賀学園の積極的な攻撃が、桐生一の好左腕・内池をあっさり攻略した。送りバントが予想された2回は、8番小浜が強攻して先制打。4回は8番9番の初球打ちで好機を作ると上位打線に連打が生まれた。内池は、2回のバント処理ミスからリズムを失い、予想外の大量失点で流れを手放した。滋賀学園の2年生エース・神村は、立ち上がりのテンポ良い投球で味方の援護を呼び込んだが、終盤は投げ急いで連打を浴びた。2年生バッテリーの若さが垣間見え、課題も残った。
第2日第1試合(1回戦)釜石 (岩手) × 小豆島 (香川)
第2日第1試合(1回戦)釜石 (岩手) × 小豆島 (香川)
1時間25分
21世紀枠出場校同士、共に甲子園初勝利を目指すフレッシュ対決。超満員の観衆に臆することもなく、釜石・岩間、小豆島・長谷川両エースの好投で、締まったゲームになった。3回裏、釜石・佐々木航太が技ありのタイムリーを放つ。8回にも奥村のタイムリーを呼ぶ3本目のヒットと活躍。しかし何と言っても立役者は岩間。再三のピンチを緩急で乗り切り、9回同点の場面でも自分を見失うこともなく一人で投げきった。部員の大半が被災し、岩間投手の母も未だ行方不明。「母はいつも近くに居てくれています」 感動の試合だった。
第2日第2試合(1回戦)明徳義塾 (高知) × 龍谷大平安 (京都)
第2日第2試合(1回戦)明徳義塾 (高知) × 龍谷大平安 (京都)
1時間45分
甲子園の強豪校同士の対戦。球場が沸いたのは3回表、平安4番橋本、5番岡田の2者連続ホームランが出た場面。史上5度目の快挙で波に乗る。5回にも竹内の3打点目のタイムリーで追加点。エース市岡の調子は尻上がり。立ち上がりこそランナーを出したが、味方のホームランが出てからはヒット3本に封じた。心配された制球も完投で2四球と安定。平安高校は市岡と橋本の両キャプテン制を敷く。その二人の大活躍で明徳に快勝した。一昨年の優勝校が超満員の甲子園で輝いた。
第2日第3試合(1回戦)八戸学院光星 (青森) × 開星 (島根)
第2日第3試合(1回戦)八戸学院光星 (青森) × 開星 (島根)
1時間39分
青森県勢初となる甲子園3年連続出場を果たした八戸学院光星と6年ぶりの選抜となった開星の一戦。強打の八戸学院光星に対し、開星の本格派右腕・吉川がどんな投球を見せるか注目されたが、立ち上がり制球に苦しむ吉川は2回までに3点を失う。しかし、3回表、開星4番福間の2点適時2塁打で1点差。開星が流れを引き寄せるかと思われたが、その後八戸学院光星が着実に加点し、初戦突破を果たした。八戸学院光星は出場8大会連続初戦突破。開星・エースの吉川はMAX147キロを計測するも、初戦で姿を消した。
第3日第1試合(1回戦)明石商 (兵庫) × 日南学園 (宮崎)
第3日第1試合(1回戦)明石商 (兵庫) × 日南学園 (宮崎)
1時間39分
1点を争う好ゲームを制したのは5犠打を記録した明石商。今大会、出場校中ナンバー1の儀打数を秋の公式戦で記録したその技を、初めての甲子園で見事に披露し、3得点すべてにバントを絡める徹底ぶりだった。サヨナラスクイズ(記録は内野安打)を決めた藤井選手が「バントには自身があったので」と話すなど、常に接戦を想定して行ってきたバント練習が最高の結果につながったといえる。一方、敗れた日南学園・森山投手の球技も味があった。低身長をものともせず飄々と投げる姿をもう一度甲子園で見てみたい。
第3日第2試合(1回戦)東邦 (愛知) × 関東一 (東京)
第3日第2試合(1回戦)東邦 (愛知) × 関東一 (東京)
2時間12分
東邦は1回ウラ、2死3塁の好機に4番・藤嶋の適時打で先制。5回には3本の2塁打で2点、6回には小西のホームランが飛び出すなど、着実に得点を重ねた。投げてはエース藤嶋が9回2死まで1安打無失点、11奪三振の快投。東邦が関東一を投打に圧倒した。
第3日第3試合(1回戦)札幌第一 (北海道) × 木更津総合 (千葉)
第3日第3試合(1回戦)札幌第一 (北海道) × 木更津総合 (千葉)
2時間1分
札幌第一の183cm長身右腕・上出と木更津総合の本格派左腕・早川、今大会注目の好投手対決となったこの試合。戦前の予想通り、序盤は両投手がそれぞれの持ち味を発揮し、投手戦となる。しかし5回表、木更津総合は3番主将・小池の犠牲フライで1点を先制すると、6回には9番エース・早川がセンター前2点適時打。その後も追加点を上げた木更津総合が2回戦進出を果たした。木更津総合・早川は6安打完投。札幌第一はエース・上出が序盤好投するも、2回裏1死1,2塁、3回無死満塁の好機を逃したことが中盤以降響いた。
第4日第1試合(1回戦)土佐 (高知) × 大阪桐蔭 (大阪)
第4日第1試合(1回戦)土佐 (高知) × 大阪桐蔭 (大阪)
2時間12分
先に先制点のチャンスを作ったのは土佐。2回表に2安打1四球で満塁とするも先制ならず。大阪桐蔭は3回裏に3安打3四死球1盗塁で3点をリードした。その後終盤にも追加点をあげ大阪桐蔭が大きくリードを広げた。今大会注目左腕の高山は序盤にピンチはあったものの3回以降は素晴らしい投球を続け8回無失点でマウンドを降りた。投打のバランスの良さで1回戦完封勝利の大阪桐蔭だった。