在日コリアン3世で一級建築士の゙弘利(チョ・ホンリ)さん(69)は、阪神・淡路大震災で生まれ育った神戸・長田が灰燼に帰した悔しさを忘れられない。震災後、゙さんは国内・海外を問わず被災地を訪ねるようになり、ボランティア活動の傍ら、被災地の景色をスケッチに描いて現地の人々に贈ってきた。
今、゙さんは福島県双葉町に拠点を構えている。3年前、東日本大震災と福島第一原発事故から約10年がたっても避難指示が解除されない双葉町を初めて訪ねた。放置された建物や街並みを目の当たりにして「この町の“現在”を記録して歴史として刻まねばならない」という使命感に駆られ、町内100か所以上をスケッチに描き、町に寄贈した。
2022年夏、双葉町の一部地域で避難指示が解除され、11年半ぶりに人が町に住めるようになると、゙さんは復興住宅の一室を借りた。「本格的に双葉町の住居や人々の営みの痕跡を記録するため」だ。
スーパーマーケットもコンビニもない双葉町。しかし、誰の懐にも飛び込んで並み外れた行動力を発揮する゙さんの周囲には、自然と地元の人々が集まるようになった。そして「“故郷”を再生するため」の新たなアイデアが芽生え、早くも実を結びつつある。
誰に頼まれるでもなく困った人がいれば手を差し出してしまう、ちょっと“おせっかいな建築士”゙弘利さんの奮闘ぶりを通じ、原発事故で“故郷”を奪われた人々の哀切さを描く。
※本作は、2022年8月28日(日) 深夜0:50?深夜1:50にMBSテレビで放送した『映像’22 追われた住まい〜”故郷”を描く建築士〜』の続編です。
ナレーション:湯浅真由美
今、゙さんは福島県双葉町に拠点を構えている。3年前、東日本大震災と福島第一原発事故から約10年がたっても避難指示が解除されない双葉町を初めて訪ねた。放置された建物や街並みを目の当たりにして「この町の“現在”を記録して歴史として刻まねばならない」という使命感に駆られ、町内100か所以上をスケッチに描き、町に寄贈した。
2022年夏、双葉町の一部地域で避難指示が解除され、11年半ぶりに人が町に住めるようになると、゙さんは復興住宅の一室を借りた。「本格的に双葉町の住居や人々の営みの痕跡を記録するため」だ。
スーパーマーケットもコンビニもない双葉町。しかし、誰の懐にも飛び込んで並み外れた行動力を発揮する゙さんの周囲には、自然と地元の人々が集まるようになった。そして「“故郷”を再生するため」の新たなアイデアが芽生え、早くも実を結びつつある。
誰に頼まれるでもなく困った人がいれば手を差し出してしまう、ちょっと“おせっかいな建築士”゙弘利さんの奮闘ぶりを通じ、原発事故で“故郷”を奪われた人々の哀切さを描く。
※本作は、2022年8月28日(日) 深夜0:50?深夜1:50にMBSテレビで放送した『映像’22 追われた住まい〜”故郷”を描く建築士〜』の続編です。
ナレーション:湯浅真由美
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