死者6434人。負傷者数43792人。1995年に起きた阪神大震災は甚大な被害をもたらした。その中で声を上げられず25年、ひっそりと過ごしてきた人たちがいる。「震災障がい者」の人たちだ。「命があっただけマシ」そう避難所や地域で言われ、震災で障がい負った人たちは周囲に「助けて」と声を上げられなかった。
神戸市で高校教師をしていた牧秀一さん、69歳。NPO法人「よろず相談室」を設立し、震災で孤独になった高齢者、震災障がい者に寄り添ってきた。復興住宅を訪ね、鉄の扉の向こうにある心を開く…。
震災障がい者は長い間、「忘れられた存在」として放置されてきた。しかし牧さんたちの働きかけもあって、震災から22年経った2017年、国は障がい者手帳の申請書類に記す、障がいの原因欄に「自然災害」を加えることを全国の自治体に通達した。確かな一歩だが、震災障がい者の正確な人数など実態把握にはまだ程遠いのが現状だ。
そんな中、牧さんは25年を機に一線を退くことを決めた。
番組では、阪神大震災だけでなく、東日本大震災や広島豪雨災害で被災し、障がいを負った人たちにも支援活動を続ける牧さんの姿を追い、災害弱者が「忘れられた存在」とならないように社会はどうあるべきか、を考えるとともに、格差社会と言われ、弱者が生きにくい今の日本社会で、災害弱者を守ることに人生を捧げた牧さんの最後の活動を追う。
ナレーション:宗像奈緒
神戸市で高校教師をしていた牧秀一さん、69歳。NPO法人「よろず相談室」を設立し、震災で孤独になった高齢者、震災障がい者に寄り添ってきた。復興住宅を訪ね、鉄の扉の向こうにある心を開く…。
震災障がい者は長い間、「忘れられた存在」として放置されてきた。しかし牧さんたちの働きかけもあって、震災から22年経った2017年、国は障がい者手帳の申請書類に記す、障がいの原因欄に「自然災害」を加えることを全国の自治体に通達した。確かな一歩だが、震災障がい者の正確な人数など実態把握にはまだ程遠いのが現状だ。
そんな中、牧さんは25年を機に一線を退くことを決めた。
番組では、阪神大震災だけでなく、東日本大震災や広島豪雨災害で被災し、障がいを負った人たちにも支援活動を続ける牧さんの姿を追い、災害弱者が「忘れられた存在」とならないように社会はどうあるべきか、を考えるとともに、格差社会と言われ、弱者が生きにくい今の日本社会で、災害弱者を守ることに人生を捧げた牧さんの最後の活動を追う。
ナレーション:宗像奈緒
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