東京での初夜を野宿で過ごした信介(江藤潤)は、緒方(高岡健二)にアルバイトの相談をする。さらに、下宿のおばあちゃん・とき(沢村貞子)に身の上を偽り、緒方の下宿の部屋で同居することになった。だが、ときの孫娘・英子(野口みどり)にはすぐバレてしまう。また、緒方は歓迎会だと言って信介を新宿へ連れ出し、カオル(松坂慶子)の部屋に上がった。そして尻込みする信介に若い娼婦・初美(伊佐山ひろ子)を押しつけたが・・・。
第一回
第一回
47分05秒
信介(江藤潤)は早稲田大学へ足を踏み入れて、誇らしさに胸がふくらんだのも束の間、泊まる宿さえない上京1日目だった。そして校内で知り合った緒方(高岡健二)の案内で教科書を買いに行くことに。そこで緒方の知り合いでカオル(松坂慶子)という美しい女性と出会う。しかし、彼女が赤線の女性だと聞いて仰天する信介。信介は大学の構内で野宿をしようとするが、警備員に見つかってしまう。そんなところを三杉先生(宇野重吉)に助けられ研究室へ招かれるが、初日から人に甘えてはいけないと思い、駅のベンチで寝るべく部屋を出ていった。
第二回
第二回
47分20秒
東京での初夜を野宿で過ごした信介(江藤潤)は、緒方(高岡健二)にアルバイトの相談をする。さらに、下宿のおばあちゃん・とき(沢村貞子)に身の上を偽り、緒方の下宿の部屋で同居することになった。だが、ときの孫娘・英子(野口みどり)にはすぐバレてしまう。また、緒方は歓迎会だと言って信介を新宿へ連れ出し、カオル(松坂慶子)の部屋に上がった。そして尻込みする信介に若い娼婦・初美(伊佐山ひろ子)を押しつけたが・・・。
第三回
第三回
46分58秒
信介(江藤潤)が転がり込んだ緒方(高岡健二)の下宿では、とき(沢村貞子)も英子(野口みどり)も親切にしてくれた。怜子(奈美悦子)という米軍のキャンプで働いている孫娘もいた。そして信介は、小さな製本屋でアルバイトを始めた。しかし、徹夜続きの仕事で信介は風邪をひいて寝込んでしまい、クビになる。信介は学生証と引き換えにカオル(松坂慶子)から金を借りて当座は凌いだが、次のアルバイトを探すには学生証が必要だった。1日だけ返してほしいとカオルに頼むが、「甘ったれるな」と冷たく追い返されてしまう。
第四回
第四回
46分58秒
信介(江藤潤)は初めて金のために製薬会社で「血」を売った。気持ちは複雑だったが、金を持ってカオル(松坂慶子)の元へ行き、学生証を返してもらう。そして、カオルに誘われてコーヒーを飲みに行くと、彼女は自分の過去の話を信介に語り始める。また、下宿の友達と一緒に行った歌声喫茶で信介は、梓先生(水谷良重)と再会する。先生は今、歌声喫茶で歌いながら、売れない作家の恋人を支えていた。
第五回
第五回
47分26秒
体育の授業に出た信介(江藤潤)は、石井講師(高橋悦史)からボクシングの素質に目をつけられる。そんな中、竜五郎(中村敦夫)からの思いがけない送金があり、緒方(高岡健二)は早速、カオル(松坂慶子)の元へ行こうと言う。そこで札びらを切る客(藤村有弘)を選んだカオルの事情は、信介だけが知っていた。また、緒方との賭けで、英子(野口みどり)の部屋へ忍び込んだ信介だが、あまりに積極的な英子の態度にたじろいで逃げ出す。だがそれは英子ではなく、玲子(奈美悦子)だった。
第六回
第六回
47分26秒
緒方(高岡健二)との賭けで英子(野口みどり)の部屋へ忍び込んだことが気恥ずかしくなり、信介(江藤潤)は業界新聞販売店で住み込みのアルバイトすることに。そこでの待遇は決して良くなかったが、信介は耐えようと思った。だが、故障している自転車でケガをして、手持ちの金も底をついた。そこへ緒方がやってきて、劇団員がケガをしたので金を貸してほしいと言う。信介は金策に奔走し、石井講師(高橋悦史)から誘われているボクシングをやることで全てが決着する。
第七回
第七回
47分25秒
石井(高橋悦史)の家に同居した信介(江藤潤)は、本格的にボクシングのトレーニングを始める。アルバイトもしないで、授業に出られて信介は幸せだった。一方、カオル(松坂慶子)は、店のオーナー・重宗吟子(奈良岡朋子)から東南アジアに新しく作る店に行くように言われるが断る。そんな中、信介は石井が愛人・理子(島村佳江)とうまくいってないことを知る。梓先生(水谷良重)を訪ねたが、先生も小説家の恋人とうまくいってない。男女の泥沼を見てしまう信介だった。
第八回
第八回
47分25秒
石井(高橋悦史)は理子(島村佳江)の妊娠で悩んでいて、信介(江藤潤)にとっては気の重い毎日。そんな中、九州の竜五郎(中村敦夫)が上京してくる。昔の借金を返しにきたという。カオル(松坂慶子)の店のオーナーが昔の知り合いの吟子(奈良岡朋子)だった。吟子に会うために訪れた新宿でカオルに会い、信介と3人で食事に行くことに。一方、理子が子どもを産まないと言ったので石井の問題は解決したが、手放しで喜ぶものではなかった。
第九回
第九回
47分16秒
織江(木村理恵)が上京してきた。新宿を2人で歩いているとき、カオル(松坂慶子)に出会う。信介(江藤潤)は素知らぬ顔をしようとするが、カオルに捕まる。信介と織江はちぐはぐな気持ちだが、一晩中歩いて和んだ気持ちになる。織江は緒方(高岡健二)の世話で喫茶店・ポピーに勤めることに。一方、理子(島村佳江)は子どもを堕すため産婦人科医院に行く。なぜか信介が付き添うことになり、その姿を織江が偶然見てしまう。その夜、石井(高橋悦史)と理子は別れを誓う。愛し合いながらの別れに信介は感動を覚える。
第十回
第十回
47分26秒
理子(島村佳江)と別れた石井(高橋悦史)は、信介(江藤潤)にボクシングの本格的なトレーニングを指導することで立ち直る。そんな中、織江(木村理恵)がいなくなった。信介が理子と産婦人科医院に入ったのを誤解して姿を消したのだ。カオル(松坂慶子)に相談した信介は、織江が悪質なスカウトに引っかかったことを知る。信介は池袋のスタンド・バーに乗り込むが、英治(綿引洪)にあっさりと打ちのめされる。しかし、信介の親代わりが竜五郎(中村敦夫)と知った英治は、態度が変わり相談に乗ってくれることに。
