大阪・関西万博で遠く離れたイスラエル館とパレスチナ館。お互い自国の文化や歴史を展示し、未来へのメッセージを発信している。同じ会場に存在しながらも、交わることはない。
一方、中東の現地では隣り合わせのなか、胸をえぐるような日常がある。ガザ地区での虐殺、停戦後も繰り返される空爆。ヨルダン川西岸地区に張り巡らされた検問、イスラエル人入植者からの暴力と差別。パレスチナの市民が背負う痛みは、「圧倒的な力の差」のもとに存在していた。
万博会期の終盤、ひとつの小さな出来事が起きる。離れたパビリオンで各々の立場を主張し続けてきた、イスラエルとパレスチナ。ひとりのパレスチナ人と、ひとりのイスラエル人が、自発的に“向き合って話す”という場が生まれたのだ。対話が生むのは、握手か、拒絶か。世界で最も遠い隣人が、最後に手にした『答え』とは──。現地取材で見た“断絶の深さ”と、万博で向き合う“対話”から世界が抱える深い影を考える。
ナレーション:湯浅真由美
一方、中東の現地では隣り合わせのなか、胸をえぐるような日常がある。ガザ地区での虐殺、停戦後も繰り返される空爆。ヨルダン川西岸地区に張り巡らされた検問、イスラエル人入植者からの暴力と差別。パレスチナの市民が背負う痛みは、「圧倒的な力の差」のもとに存在していた。
万博会期の終盤、ひとつの小さな出来事が起きる。離れたパビリオンで各々の立場を主張し続けてきた、イスラエルとパレスチナ。ひとりのパレスチナ人と、ひとりのイスラエル人が、自発的に“向き合って話す”という場が生まれたのだ。対話が生むのは、握手か、拒絶か。世界で最も遠い隣人が、最後に手にした『答え』とは──。現地取材で見た“断絶の深さ”と、万博で向き合う“対話”から世界が抱える深い影を考える。
ナレーション:湯浅真由美
©MBS
