明治から昭和にかけて、日本人の起源をめぐる研究のため、北海道や沖縄などの墳墓から人骨の発掘・収集が行われた。その結果、大学などに研究材料として人骨が保管されるようになったが、当時、地域の人々の意にかかわらず集められたものもあったのではとされている。
1600年代の歴史書に貴族の墓だったと記されている沖縄県今帰仁村(なきじんそん)にある百按司(むむじゃな)墓。1920年代から30年代にかけて、京都帝国大学の研究者が墓から人骨を持ち去り、今も京都大学が少なくとも26体を保管している。
2018年12月、沖縄の人々は京都大学に「琉球民族遺骨返還訴訟」を起こした。京都大学は「当時の人骨収集は適切だった」として返還を拒否し、裁判は今も続いている。
はたして人骨は誰のものなのか。沖縄の歴史や墳墓の特性など問題の経緯を詳しく伝えるとともに、琉球・沖縄に対する過去の植民地主義的な政策が、現在にどのような影を落としているのか探る。
ナレーション:春木真里奈
朗読:竹房敦司
1600年代の歴史書に貴族の墓だったと記されている沖縄県今帰仁村(なきじんそん)にある百按司(むむじゃな)墓。1920年代から30年代にかけて、京都帝国大学の研究者が墓から人骨を持ち去り、今も京都大学が少なくとも26体を保管している。
2018年12月、沖縄の人々は京都大学に「琉球民族遺骨返還訴訟」を起こした。京都大学は「当時の人骨収集は適切だった」として返還を拒否し、裁判は今も続いている。
はたして人骨は誰のものなのか。沖縄の歴史や墳墓の特性など問題の経緯を詳しく伝えるとともに、琉球・沖縄に対する過去の植民地主義的な政策が、現在にどのような影を落としているのか探る。
ナレーション:春木真里奈
朗読:竹房敦司
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