人口600人ほどが暮らす小さな町、和歌山県串本町田並。
「豊かな自然の中で子育てをしたい」林憲昭さん(51)と茎子さん(41)夫婦は2009年、東京からこの町へ移住してきた。人里離れた山奥の自宅で水道もガスもない暮らし。時には、シカやイノシシのワナ猟もするワイルドな生活。林さん夫婦の子供たち2人も、逞しく田舎の環境に染まり始めた。
実は「現代芸術家」の肩書きを持つ林さん夫婦。2014年、町に残るぼろぼろの劇場跡に目を付けた。「1950年に建てられ、町で随一の賑わいの場だった田並劇場を文化の拠点として再生したい」と古い劇場をリノベーションするプロジェクトに取り組み、4年間かけて建物を自ら修復。そして2018年、映画の上映会で劇場を復活させ、地方から文化の発信を始めている。
2020年に入り、新型コロナウィルスの影響で、田並劇場は一時休館など辛い時期も送った。一方で、林さんの暮らす町にはその影響からか移住を希望する人たちが次々やってきた。ふたりは、移住者の先輩としてサポートすることも積極的にしている。若い移住者の挑戦とそれぞれの人生…。生活の便利さを追い求め、都市に集まって生きてきた人たちが、コロナ禍をきっかけに常識を疑い、自らの生き方を見つめ直し始めた。それを先んじて実践し、僻地で芸術、文化を発信し続ける林さんが田舎へやって来て見つけたものとは…。
林さん家族の日々を見つめる。
ナレーション:石田敦子
「豊かな自然の中で子育てをしたい」林憲昭さん(51)と茎子さん(41)夫婦は2009年、東京からこの町へ移住してきた。人里離れた山奥の自宅で水道もガスもない暮らし。時には、シカやイノシシのワナ猟もするワイルドな生活。林さん夫婦の子供たち2人も、逞しく田舎の環境に染まり始めた。
実は「現代芸術家」の肩書きを持つ林さん夫婦。2014年、町に残るぼろぼろの劇場跡に目を付けた。「1950年に建てられ、町で随一の賑わいの場だった田並劇場を文化の拠点として再生したい」と古い劇場をリノベーションするプロジェクトに取り組み、4年間かけて建物を自ら修復。そして2018年、映画の上映会で劇場を復活させ、地方から文化の発信を始めている。
2020年に入り、新型コロナウィルスの影響で、田並劇場は一時休館など辛い時期も送った。一方で、林さんの暮らす町にはその影響からか移住を希望する人たちが次々やってきた。ふたりは、移住者の先輩としてサポートすることも積極的にしている。若い移住者の挑戦とそれぞれの人生…。生活の便利さを追い求め、都市に集まって生きてきた人たちが、コロナ禍をきっかけに常識を疑い、自らの生き方を見つめ直し始めた。それを先んじて実践し、僻地で芸術、文化を発信し続ける林さんが田舎へやって来て見つけたものとは…。
林さん家族の日々を見つめる。
ナレーション:石田敦子
©MBS
