虹のかなた
2004・45エピソード

第1話
23分35秒
小学4年生の小川ちひろ(尾崎千瑛)はミュージカル『オズの魔法使い』を夢中になって見ていた。このときちひろは「自分も女優になる」と心に決めていた。両脇では会社社長の父・直之(冨家規政)と母・久美子(斉藤慶子)が愛情深く見つめていた。一方、外では大雨の中、直之の運転手・中野(小木茂光)の元に、息子・健一(塩顕治)が妻の危篤を知らせに来ていた。半年後、運転手を辞めた中野は、直之の会社の新製品のアイデアを盗み一足先に格安で発売し、直之の会社は返品の山となる。
小学4年生の小川ちひろ(尾崎千瑛)はミュージカル『オズの魔法使い』を夢中になって見ていた。このときちひろは「自分も女優になる」と心に決めていた。両脇では会社社長の父・直之(冨家規政)と母・久美子(斉藤慶子)が愛情深く見つめていた。一方、外では大雨の中、直之の運転手・中野(小木茂光)の元に、息子・健一(塩顕治)が妻の危篤を知らせに来ていた。半年後、運転手を辞めた中野は、直之の会社の新製品のアイデアを盗み一足先に格安で発売し、直之の会社は返品の山となる。

第2話
23分34秒
中野(小木茂光)の会社に押され新製品の売れる見込みがなくなった直之(冨家規政)の会社では、次々と退職願いが出されていた。クリスマスイブの夜、銀行に融資を断られた挙句、倉庫の中の在庫も盗まれた直之は失意の中にいた。一方、家では久美子(斉藤慶子)とちひろ(尾崎千瑛)がケーキを焼いて直之の帰りを待っていた。帰宅した直之は、ちひろにドロシー人形が踊るオルゴールを、久美子にはライオンのペンダントを贈る。児童劇団に通うちひろは、両親のために「オーバー・ザ・レインボー」を歌う。しかし翌朝、直之は会社の倉庫で首を吊る。
中野(小木茂光)の会社に押され新製品の売れる見込みがなくなった直之(冨家規政)の会社では、次々と退職願いが出されていた。クリスマスイブの夜、銀行に融資を断られた挙句、倉庫の中の在庫も盗まれた直之は失意の中にいた。一方、家では久美子(斉藤慶子)とちひろ(尾崎千瑛)がケーキを焼いて直之の帰りを待っていた。帰宅した直之は、ちひろにドロシー人形が踊るオルゴールを、久美子にはライオンのペンダントを贈る。児童劇団に通うちひろは、両親のために「オーバー・ザ・レインボー」を歌う。しかし翌朝、直之は会社の倉庫で首を吊る。

第3話
23分35秒
直之(冨家規政)の死後、会社は倒産。家も抵当に取られた久美子(斉藤慶子)とちひろ(尾崎千瑛)は、久美子の弟・隆(甲本雅裕)の経営するうどん店「けむりや」に住み込みで働くことになる。しかし、隆の妻・美由紀(岩崎良美)は2人に辛く当たる。さらに、ちひろが転校した小学校には、中野(小木茂光)の息子・健一(塩顕治)も通っていた。自分の母親が亡くなったのは小川一家のせいだと思っている健一は、ちひろをいじめ始める。
直之(冨家規政)の死後、会社は倒産。家も抵当に取られた久美子(斉藤慶子)とちひろ(尾崎千瑛)は、久美子の弟・隆(甲本雅裕)の経営するうどん店「けむりや」に住み込みで働くことになる。しかし、隆の妻・美由紀(岩崎良美)は2人に辛く当たる。さらに、ちひろが転校した小学校には、中野(小木茂光)の息子・健一(塩顕治)も通っていた。自分の母親が亡くなったのは小川一家のせいだと思っている健一は、ちひろをいじめ始める。

第4話
23分35秒
「けむりや」の給料だけではちひろ(尾崎千瑛)を劇団に通わせられず、久美子(斉藤慶子)は歩合の良い内職を見つける。だがそれは中野(小木茂光)の会社のものだった。久美子がためらっていると、中野はさらに工賃を倍にすると持ちかける。ちひろの夢のため、久美子は引き受けることにした。しかし働き詰めの生活は、1年前にガンの手術をした久美子の体をむしばんでいた。工場長の秋葉(赤塚真人)にも横恋慕され、久美子は疲労の度を増していった。
「けむりや」の給料だけではちひろ(尾崎千瑛)を劇団に通わせられず、久美子(斉藤慶子)は歩合の良い内職を見つける。だがそれは中野(小木茂光)の会社のものだった。久美子がためらっていると、中野はさらに工賃を倍にすると持ちかける。ちひろの夢のため、久美子は引き受けることにした。しかし働き詰めの生活は、1年前にガンの手術をした久美子の体をむしばんでいた。工場長の秋葉(赤塚真人)にも横恋慕され、久美子は疲労の度を増していった。

第5話
23分35秒
春になり、ちひろ(尾崎千瑛)は劇団公演の主役に選ばれていた。久美子(斉藤慶子)はずっと咳が止まらず病院で検査を受けると、ガンが再発していて一刻を争う状態だと知る。しかし、ちひろの今後の人生を守るためには入院するわけにはいかないと悩む。一方、中野(小木茂光)は会社の隠された秘密を知る秋葉(赤塚真人)を消そうと考え、久美子にワナを仕掛けようとしていた。何も知らない久美子は、中野に援助を求めに来る。
春になり、ちひろ(尾崎千瑛)は劇団公演の主役に選ばれていた。久美子(斉藤慶子)はずっと咳が止まらず病院で検査を受けると、ガンが再発していて一刻を争う状態だと知る。しかし、ちひろの今後の人生を守るためには入院するわけにはいかないと悩む。一方、中野(小木茂光)は会社の隠された秘密を知る秋葉(赤塚真人)を消そうと考え、久美子にワナを仕掛けようとしていた。何も知らない久美子は、中野に援助を求めに来る。

第6話
23分35秒
ガンが再発した久美子(斉藤慶子)は、中野(小木茂光)の元へ今後のちひろ(尾崎千瑛)の劇団費用を貸してほしいと頼みに行く。一方、中野は部下の名越(小林すすむ)に、久美子をワナにハメるよう命令する。そんな中、ちひろの誕生日を控えた久美子は、かかしとブリキマンのマスコットを手作りし、あとはブリキマンの胸に入れるハートを探していた。翌日、久美子に会った名越は、そっと久美子の髪の毛とセーターの繊維を取る。中野のワナは始まっていた。
ガンが再発した久美子(斉藤慶子)は、中野(小木茂光)の元へ今後のちひろ(尾崎千瑛)の劇団費用を貸してほしいと頼みに行く。一方、中野は部下の名越(小林すすむ)に、久美子をワナにハメるよう命令する。そんな中、ちひろの誕生日を控えた久美子は、かかしとブリキマンのマスコットを手作りし、あとはブリキマンの胸に入れるハートを探していた。翌日、久美子に会った名越は、そっと久美子の髪の毛とセーターの繊維を取る。中野のワナは始まっていた。

第7話
23分35秒
中野(小木茂光)の工場へ納品に来た久美子(斉藤慶子)は、秋葉(赤塚真人)が血を流して死んでいるのを発見する。ところが、秋葉の手には久美子のセーターと髪の毛が握られていて、そのまま久美子は逮捕されてしまう。警察は正当防衛の可能性を示唆し、久美子に自供を促すが、状況を飲み込めない久美子は黙秘していた。そして、徐々に中野の仕掛けたワナに気付いていく。しかし、久美子の病状は悪化する一方だった。
中野(小木茂光)の工場へ納品に来た久美子(斉藤慶子)は、秋葉(赤塚真人)が血を流して死んでいるのを発見する。ところが、秋葉の手には久美子のセーターと髪の毛が握られていて、そのまま久美子は逮捕されてしまう。警察は正当防衛の可能性を示唆し、久美子に自供を促すが、状況を飲み込めない久美子は黙秘していた。そして、徐々に中野の仕掛けたワナに気付いていく。しかし、久美子の病状は悪化する一方だった。

第8話
23分34秒
久美子(斉藤慶子)が逮捕され、美由紀(岩崎良美)や奈穂子(水黒遙日)に辛く当たられながらも、ちひろ(尾崎千瑛)は健気に耐えていた。一方、久美子は自分の余命が幾ばくもないことを悟り、ちひろの今後のためには中野(小木茂光)の資金援助を受けるしかないと、罪を被ることを決意する。ちひろは拘置所に行き久美子と接見するが、久美子の衰弱は激しく、ひどい咳のために接見は中断させられる。そんな中、拘置所内の処置室で、看護婦・ゆき子(あき竹城)がハートの鈴がついたボールペンを使用しているのを見た久美子は「ブリキマンの胸にハートの鈴を・・・」の言葉を残し途切れた。
久美子(斉藤慶子)が逮捕され、美由紀(岩崎良美)や奈穂子(水黒遙日)に辛く当たられながらも、ちひろ(尾崎千瑛)は健気に耐えていた。一方、久美子は自分の余命が幾ばくもないことを悟り、ちひろの今後のためには中野(小木茂光)の資金援助を受けるしかないと、罪を被ることを決意する。ちひろは拘置所に行き久美子と接見するが、久美子の衰弱は激しく、ひどい咳のために接見は中断させられる。そんな中、拘置所内の処置室で、看護婦・ゆき子(あき竹城)がハートの鈴がついたボールペンを使用しているのを見た久美子は「ブリキマンの胸にハートの鈴を・・・」の言葉を残し途切れた。

第9話
23分35秒
被告人である久美子(斉藤慶子)が死亡したため、秋葉(赤塚真人)殺害事件の捜査、裁判は打ち切られた。久美子の最後の言葉が忘れられないゆき子(あき竹城)だが、ちひろ(尾崎千瑛)には伝えられず、その心残りを息子の佳和(涼平)に話す。しかし、その話の娘と劇場で指切りを交わした少女が同一人物だとは、佳和は知る由もなかった。後日ちひろは、線香をあげにきた内職仲間の栄子(角替和枝)から「久美子が犯人ではない気がする」と伝えられるが、そこに中野(小木茂光)がやってきて栄子は帰ってしまう。一方、劇団に通うことを美由紀(岩崎良美)に禁止されたちひろは、耐え切れず公園で泣いていた。そのとき、なぞの老人に声を掛けられる。
被告人である久美子(斉藤慶子)が死亡したため、秋葉(赤塚真人)殺害事件の捜査、裁判は打ち切られた。久美子の最後の言葉が忘れられないゆき子(あき竹城)だが、ちひろ(尾崎千瑛)には伝えられず、その心残りを息子の佳和(涼平)に話す。しかし、その話の娘と劇場で指切りを交わした少女が同一人物だとは、佳和は知る由もなかった。後日ちひろは、線香をあげにきた内職仲間の栄子(角替和枝)から「久美子が犯人ではない気がする」と伝えられるが、そこに中野(小木茂光)がやってきて栄子は帰ってしまう。一方、劇団に通うことを美由紀(岩崎良美)に禁止されたちひろは、耐え切れず公園で泣いていた。そのとき、なぞの老人に声を掛けられる。

第10話
23分35秒
公園でちひろ(尾崎千瑛)に声をかけた老人・しげ爺(藤村俊二)は、「芝居は劇団に通わなくてもできる」とちひろを励まし、嫌な相手でも観察すれば芝居の勉強になると教える。相変わらず美由紀(岩崎良美)や奈穂子(水黒遙日)に辛く当たられ、学校では健一(塩顕治)にいじめられながらも、しげ爺の言葉を胸に前向きにちひろは頑張っていた。しかし健一は、ちひろに対するいじめをますますエスカレートさせる。
公園でちひろ(尾崎千瑛)に声をかけた老人・しげ爺(藤村俊二)は、「芝居は劇団に通わなくてもできる」とちひろを励まし、嫌な相手でも観察すれば芝居の勉強になると教える。相変わらず美由紀(岩崎良美)や奈穂子(水黒遙日)に辛く当たられ、学校では健一(塩顕治)にいじめられながらも、しげ爺の言葉を胸に前向きにちひろは頑張っていた。しかし健一は、ちひろに対するいじめをますますエスカレートさせる。
